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論文必勝法 [情報処理技術者試験]

 秋の情報処理技術者試験まで、あと2週間になってしまいました。
 皆さん、最期の追い込みにかかるところだと思います。
 ついては、ご参考までに私なりの論文試験必勝法をお伝えします。

 …と思ったら、すでに「論文試験に勝つ(1)」という記事が書かれていました。

 なんだ、私ごときの出る幕はない、と思ったのですが、上の記事とはちょっと考えが異なるところもありますし、参考情報は多いに越したことはないでしょうから、以下にしたためることにします。
 ここでの必勝法とは、「必ず勝つ方法」ではなく「勝つために必ずやっておくべき方法」くらいの意味でお読みください。


1. 最大の難関は何か

 鉛筆又はシャーペンで、規定文字数の論文を書かねばならない。
 論文試験の難しさは、この点につきます。

 いまどき、鉛筆やシャーペンで長文を書く人はいないですよね。試験のためのトレーニングをしておかないと、いざ本番では指が動きません。
 私なんか、漢字の書き方を思い出せません。


2. 時間との闘い

 論文が課される午後II 試験は2時間。
 この2時間を目一杯つかうとして、次のような配分が標準的でしょう。

 ・問題選択及び構想立案  10分
 ・執筆  100分
 ・読み返し  10分

 では、100分で何文字書かねばならないか。

 面白いことに、平成21年度春期試験では区分ごとに必要な文字数が異なりました。

  プロジェクトマネージャ試験
   設問ア 800字以内
   設問イ 800字以上、1,600字以内
   設問ウ 600字以内、1,200字以内

  システム監査技術者試験
   設問ア 800字以内
   設問イ 700字以上、1,400字以内
   設問ウ 700字以内、1,400字以内

 ただ、合計すれば同じこと、「2,200字以上、2,800字以内」が規定の文字数です。
 最小の2,200字で済ませるにしても、
   100分/2,200字 = 2.7秒/字
 で書き飛ばさなくてはなりません(上の記事では2.5秒/字としていますが、分母・分子が異なります)。

 ちょっと試せば判りますが、日頃手書きに慣れていない人がこのスピードで書き飛ばすのはかなり難しいです。


3. 勝利のポイント

 上のような時間制約の中で、「(1)まともな論文」を「(2)手書きで仕上げる」ことがポイントとなります。

 …当たり前ですね。

 ちなみに「(1)まともな論文」とは、少なくとも次の条件を満たしているべきでしょう。
 ・テーマに沿っている
 ・序論、本論、結論の枠組み通りに展開している。

 これまた当たり前のことです。
 特に情報処理技術者試験では、各設問どおりに書けば序論、本論、結論に展開できるようになっています。
   設問ア 序論
   設問イ 本論
   設問ウ 結論
 設問ウは結論にしてはやや長いですが、ここまで明確に枠組みが示されている以上、枠組みどおりに書けば良いということです。
 間違っても「設問が3つある」なんて思ってはいけません。


4. ひな形を作っておくべきか?

 余談になりますが、上の記事では「下書きなしに合格なし」と書かれています。
 下書きとはすなわち本番用のひな形のことでしょう。
 参考書等でもあらかじめひな形を作成してから本番に臨むように書いてあるものを見かけます。

 しかし私は少々ちがう考えです。
 論文作成を指導していて、ひな形にとらわれてうまくいかない人を見てきました。

 [満月]ひな形を作ることへの懸念

 ・予知能力でもない限り、ひな形が試験問題の趣旨に沿うことはありません。
  コスト削減についてのプレゼン資料を用意して社長の前に立ったら、新規事業について説明してくれと云われてしまうようなものです。
  ひな形が役に立つでしょうか。

 ・ひな形作成を論文対策として選択した人は、本番の論文をひな形に合わせようとします。
  ひな形をベースにするつもりだから当然そうなるのですが、ひな形に合わせるのは本末転倒です。
  問題には回答すべきテーマがあり、そのテーマに沿っていなければ「(1)まともな論文」の条件を満たしません。
  ひな形を用意した人の論文を読むと、テーマを捻じ曲げてひな形に近づけようと無茶な論法になっていることがあります。

 ・いくらひな形を作っても試験会場に持ち込めるわけではありません。ひな形を生かすには覚えておく必要があります。
  そのため試験前の貴重な時間を、文章能力の向上ではなく、暗記のために使ってしまいます。
  そもそも論文試験が課されているのは、一定の文章能力を有することが期待されているからです。
  ひな形を暗記しても、ビジネスパーソンとして必要な文章能力を高めることができません。

 ひな形を作成する上で、これら各点の対処も考えてあるなら良いのでしょうが。


 長文になってしまったので、具体的なトレーニング方法は次回説明します。


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CIA合格とレッドリボン [CIA]

 本日、CIAの認定状が届きました!
 7月末にPart4の合格通知が届いてからちょうど2ヶ月ですから、思っていたよりは早く認定されました。

 でも、勉強を開始してからだと約1年を費やしています。
 私の歩みはざっと次のようなものでした。

  2008年12月14日 Part2受験
  2008年12月21日 Part1受験
  2009年 5月17日 Part3受験
  2009年 7月22日 Part4受験(実際には「免除申請書」が受理された日だと思われます。)
  2009年 9月30日 CIA認定状 受領

 12月のPart1受験と5月のPart3受験のあいだは、簿記検定や情報処理技術者試験に臨んでいたので5ヶ月も空いてしまいましたが、CIAだけに専念すればもっと短期間で認定までこぎつけることでしょう。


 ところで、認定状と一緒に「レッドリボン」なるものが届きました。

DSC04251.JPG


 合格通知には「レッドリボンは内部監査の専門職としての能力の証として、是非様々な機会にご利用いただきたく願います。」と書かれていますが、何に使えば良いのでしょう?
 制服に貼り付けるとか? (制服なんてないけど。)

 CIAの認定状もB4版に近い大きさなので、置き場に困ります。
 CIAの皆さんはどうしているのでしょう?

 ブラックベルトの盾のように、自力で立ってくれれば良いのですが。


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ITパスポート試験普及協議会 発足 [情報処理技術者試験]

 情報処理技術者試験の応募者数が7年ぶりに上昇に転じたのは喜ばしいことですが、まだまだ平成14年度のピークには及びません

 そんななか、1区分だけで情報処理技術者試験全体を上回る注目を集めているITパスポート試験を、さらに普及させる協議会が発足するそうです。

  プレスリリースにその目的が謳われています。
---
「読み書き、計算力、英語力」とともに、「IT力」が国民一人一人の基礎的素養と認識され、「ITパスポート試験」がその客観的な評価尺度として、国民各層に普及・定着していくことを強く期待します。
本試験を日本社会に広く普及させることを目的に、(略)「ITパスポート試験普及協議会」を発足することとしました。
---

 広く普及させるには、「IT力」って何なのかをはっきり説明できる必要があるでしょう。
 ITパスポート試験の対象範囲は広いので、これに合格すれば「IT力」があるのだ、とは云いにくいように思います。


 ただ、発起人名簿には、産業界だけでなく教育界も名を連ねているのが心強いですね。
 産業界は、経済産業省やIPAが声をかければすぐに賛同するでしょうが、教育界も巻き込んだ活動になるなら面白そうです。

 商業高校では簿記検定に合格することが目標になっているように、ITパスポート試験が学校教育のマイルストーンの1つになれば、認知度は上がるでしょう。

 今はまだ、高校生がITパスポート試験に合格するとニュースになるほどですけど[わーい(嬉しい顔)]

 今の若者は勉強や資格取得に熱心なので、教育界と協力すれば、英検や簿記検定には及ばぬまでも、応募者数を数倍増加できるかも知れません。


 ホントは、文部科学省と協力して、ITSSと技術士(特に情報工学部門)とを関連付けたりすると面白いんですけどねぇ。


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「専門級」試験 新設! [資格]

 新しい試験が誕生しました。
 「動物愛護社会化検定 専門級試験」です。

 ITとは関係ありませんが、この試験も興味があります。

 これは、NPO動物愛護社会化推進協会が実施している「犬の飼い主検定」(動物愛護社会化検定 基礎級試験)の上位試験であり、「犬の飼い主検定」の合格者等が受験できます。

 協会によれば、この試験は「動物の愛護及び管理に関する法律」第38条に定める動物愛護推進員として相応しい人材の育成を目的としているそうで、合格者の希望があれば地方公共団体に動物愛護推進員として推薦するそうです。

 「犬の飼い主検定」合格者 σ(^^) に届いた案内には、協会のWebサイトとはちょっと違って次のように記載されています。

[満月]受験資格
 ・動物愛護社会化検定 基礎級試験(犬の飼い主検定)の合格者
 ・獣医師
 ・動物看護師
 ・愛玩動物飼養管理士(2級、1級)
 ・愛玩飼育管理士 (←愛犬飼育管理士の誤植かな?)
 ・家庭動物販売士

[満月]出題形式
 ・4択(もしくは3択)形式問題 マークシート方式 60問
 ・記述式問題 2問

[満月]出題内容
 犬、猫を中心とした幅広い分野から専門的な問題を出題
 ・動物愛護の歴史
 ・社会、人との関わり
 ・行動
 ・メディカルケア
 ・動物に係る課題やトラブル
 …など

[満月]申込締切日
  2009年11月20日(金)

[満月]日程・会場
  2009年12月12日(土) 大阪  関西大学 天六キャンパス
  2009年12月13日(日) 東京  お茶の水女子大学

[満月]時間割
  事前講習 10:00~12:30 (予定)
  事前説明 13:15~
  試験時間 13:30~15:00 (予定)

[満月]定員
  各会場200名ずつ

[満月]受検料
  10,000円 (事前講習代含む)

[満月]公式テキスト
  『現代社会と家庭動物』
  まだ販売サイトでは取り扱っていないようです。

  また、株式会社インターズーでも販売しているはずなのですが、このサイトの Secure Site シール はただのGIF画像でした。
 おかしいですね。


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「人気資格と稼ぎ」 [収入]

 週刊ダイヤモンド 2009年9月19日号 では、「人気資格と稼ぎ」という記事があります。
 資格の学校TACに取材して、11資格の人気の変動をまとめています。
 それによれば、受講者数が増えている上位3つは次の資格だそうです。

  公務員     前年同期比37.5%
  日商簿記1級 前年同期比24.9%
  公認会計士  前年同期比16.2%

 残念ながら、IT関係の資格には言及がありませんでした。


 しかし同号の福利厚生に関する記事では、IT関連企業をクローズアップしています。
 まず、「福利厚生費の高い業界ベスト5」を見ると、1位は通信業、5位が電気機器となっています。
 さらに変わり種の福利厚生として、いくつものIT企業が紹介されています。
 たとえば…

 ・出産祝い金として第3子で100万円、第4子で300万円、第5子以降は500万円を支給するソフトバンク
 ・育児休業を最長で6年間取れるサイボウズ
 ・カフェテリアでの朝食、昼食が無料の楽天

 なかなかユニークな制度ですね。

 記事では、福利厚生の進んだ業界としてIT業界や通信業界を紹介しています。
 まぁ、それは企業によりけりだと思いますが。


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タグ:就職 収入
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外敵対策ITとは? [雑記]

財務省.jpg 霞が関界隈で目にした看板。

  財務省はこちら←
  予算が見える化ITはこちら↓

 うまい。














区役所.jpg 広告費が、案内板の維持管理に役立っているのですね。



















案内板.jpg

 これは財務省近くの千代田区総合防災案内板でした。


外務省.jpg 一方、外務省近くの案内板はこうです。

  外務省はこちら→
  外敵対策ITはこちら↓

 うーん、外敵対策IT…。

 外務省は外交(diplomacy)を行うのだから、コミュニケーションを取り上げた方が良いのではないでしょうか。

 情報セキュリティを謳うなら、外敵への対策だけでは物足りない。
 ファイアウォールだって、内部の者が何をしているか把握するようになってきているし。


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合格を急げ! [情報処理技術者試験]

 すでにご存知の方も多いでしょうが、IPAが「平成21年度秋期情報処理技術者試験」の応募者数についてプレスリリースを出しています。

  平成21年度全体では3年ぶりに60万人を突破し、国家試験としては最大規模に

 平成14年をピークに下がり続けていた応募者数が7年ぶりに上昇に転じたそうで、ITに係る者として喜ばしく思います。

 とりわけ、「需要を先食いしてしまったのでは?」と危惧していたITパスポート試験が大幅に増加しており、多部美華子さんをイメージキャラクターに迎えてのキャンペーンが功を奏したと云えましょう。


 ただし、個々の試験区分を見てみると、喜んでばかりはいられません。
 応募者数を降順に並べてみましょう。

【平成21年度応募者数】

試験区分

平成21年度

平成20年度

前年比

基本情報技術者試験

198,552

191,617

103.60%

ITパスポート試験

118,701

応用情報技術者試験

118,435

105,490

112.30%

情報セキュリティスペシャリスト試験

52,042

46,582

111.70%

初級システムアドミニストレータ試験

27,823

101,516

ネットワークスペシャリスト試験

25,161

24,182

104.00%

データベーススペシャリスト試験

18,538

17,849

103.90%

プロジェクトマネージャ試験

16,241

14,610

111.20%

システムアーキテクト試験

13,056

11,318

115.40%

 ITストラテジスト試験

8,323

6,797

122.50%

エンベデッドシステムスペシャリスト試験

5,875

5,964

98.50%

 ITサービスマネージャ試験

5,788

6,464

89.50%

システム監査技術者試験

5,313

7,347

72.30%

高度試験

150,337

141,113

106.50%

総数

613,848

539,736

113.70%



 ご覧のとおり、エンベデッドシステムスペシャリスト、ITサービスマネージャ、システム監査技術者は、むしろ応募者が減っています。

 内部統制の重要性が増しているのにシステム監査技術者試験への応募が減るのは不思議ですが、CISAに流れているのかもしれません。

 ITサービスマネージャ試験への応募が減るのは、ITILへ流れているのでしょうか?

 エンベデッドシステムスペシャリスト試験は、組み込みシステムの重要性が叫ばれ、技術者数も増えているので応募者が増えても良さそうですが、なぜ減るのでしょう?
 ETECに流れているのでしょうか?


 情報処理技術者試験なら、受験料は安いしCPE(継続専門教育)も不要だし、他の試験よりも断然使い勝手が良いと思うんですけどね。


 なにはともあれ、キャンペーンを張っているのに減少傾向にある資格は、いずれ廃止されてしまうかも知れません。
 これら3つの試験区分は、 ITストラテジストのように複数の資格(システムアナリストと上級システムアドミニストレータ)を統合して延命を図るのも難しいでしょうし。

 私はまだエンベデッドシステムスペシャリストに合格していないのですが、もしもエンベデッドシステムスペシャリスト試験が廃止され、結果的にその時点での全区分には合格していることになったのでは、ちっとも嬉しくないですね。

 早く合格しなければ!



 ところで、以前も引用させていただいた老博堂コンサルティングの佐藤治夫氏が、次のような記事を書いています。
---
あるアナリストから聞いた話を紹介します。彼は平日なら2時間、週末や祝日なら1日6時間勉強するというノルマを自分に課していました。勤務時間中のことではなく、帰宅してからの勉強時間です。この話を聞いた時点で私は絶句寸前でしたが、彼が「システム部門の人はどのぐらい勉強しているのですか」と私に聞いてきた時、返答に窮してしまいました。
---

 いやはや、耳が痛い。


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警察が被害届を受理しない [CPE]

 東京ビッグサイトで開催中の Security Solution 2009 と、エンタープライズ・リクス・マネジメント2009 に行ってきました。

 中でも、カカクコムの田中実社長の講演はたいへん興味深いものでした。

 以前、不正アクセスの被害に遭ったサウンドハウス中島尚彦社長の講演を聴いたときもそうですが、実際にセキュリティインシデントを経験した企業のトップの言葉には学ぶものがあります。

 田中社長(事件当時はCFO)のお話で特に印象に残ったのは次の点です。

・警察が被害届を受理してくれない

 不正アクセスに気づいたのは2005年5月13日の金曜日。
 週末に最寄りの警察署に被害届を出しに行ったものの、休みとあって署員の多くは不在。対応に出たのは畑違いの麻薬取り締まり担当者で、「事件であることを立証してくれ」と云って被害届を受理してくれなかったそうです。
 週明けに、ハイテク犯罪専門の部署があることを調べた上で改めて届けに行くはめになり、無駄な時間を費やしたとのこと。


・当局対応

 インターネットからの不正アクセスだったので総務省に報告に行き、これは1時間程度で終了。
 ところが経済産業省から「消費者保護の観点から」ということで複数回にわたるヒアリングに呼ばれたそうです。
 田中氏が、「どの法律、省令、局長通達に基づいて自分は呼ばれているのか」と経済産業省の担当者に尋ねたところ、「行政指導です」との答え。
 復旧作業に注力すべき田中氏としては、当局対応は最小化したいところ。
 そこで顧問弁護士2名にバッジをつけた上で同行してもらったところ、ヒアリングは終了したそうです。


 台北での大地震を経験していた田中氏は、不正アクセスにより会社が存亡の危機に陥っていても、「家族のことまで心配だった地震よりはマシ」と考えて、心を強く持つようにしたそうです。
 どんなに会社がたいへんでも、家では家族が健康で待っている、と思うようにしたそうです。

 現場の士気を保つ上で、とても重要なポイントですね。


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申込登録開始 [簿記]

 日商簿記検定試験の申し込みが始まりました。
 今月中には手続きしなくては。

 ぜんぜん勉強していないのですが[あせあせ(飛び散る汗)]
 ブログを書いてる場合じゃないか…。


 東京・横浜商工会議所のエリア内の日程は次のとおり。

  第123回日商簿記検定試験(3・2・1級)
   試験日: 11月15日(日)
   申込登録期間〔個人〕: 9月1日(火)10:00~10月2日(金)18:00
   払込締切日〔個人〕: 10月11日(日)

 他のエリアについては、各地商工会議所のサイトにて情報提供しています。


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ITエンジニアは貯蓄額トップ [収入]

 株式会社インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」にて、22歳~39歳のビジネスパーソンの貯蓄額を調査したそうです。

 それによれば、職種別の平均年収が最も高いのはITエンジニアで、482万円。
 貯蓄額でもITエンジニアが最も多く、特に500万円以上貯蓄している人の割合が他の職種よりも高い。

貯蓄額.JPG

 これだけ見ると、ITエンジニアは収入が良く、手堅く貯めているように見えます。

 しかしITエンジニアの場合、他の職種よりも残業代が多いのかも知れません。
 客先常駐でデスマーチをすれば、残業代と出張手当がどっさり入るし、使うヒマがないから貯まってしまいます。
 この調査では、収入の内訳(残業代の占める割合)や労働時間が公表されていないので、仮説を検証できませんが。

 調査対象が22~39歳というのもミソです。
 管理職に昇格し、残業代が出なくなっても、ITエンジニアは他の職種より高収入でしょうか。


 また、老博堂コンサルティングの佐藤治夫氏は、「このままでは“システム屋”の給料は下がり続ける」と警告しています。
 これまで金融分野では「常に需要が旺盛だったから」「高い技術者単価を許容し」ていたこと、「今後、金融分野の需要は冷え込む」ので「これまで割高な技術者単価を容認してきた金融機関もようやく目覚める」と述べています。


【インテリジェンスの調査概要】
 対象: 関東、関西、東海地域在住 正社員として就業中の22~39歳の男女
 調査期間: 2009年4月1日~4月3日
 調査方法: インターネットリサーチ
 有効回答数: 1,218件

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